張連生

日本中華文化芸術連合副会長

中国北京市出身。8歳から二胡を学び、張韶、劉明源、甘柏林、王国潼、閔惠芬など幾人もの中国の著名な二胡奏者に師事する。

20歳で中国を代表する国立放送民族楽団(中国廣播民族楽団)に入団。長年にわたり同楽団の二胡首席奏者を務めた。

1997年の同楽団の日本公演では30都市を巡るツアー演奏を行い各地で熱烈な歓迎を受ける。大阪には1987年に訪れ60あまりのステージで演奏。2000年、2001年の同楽団のウィーン公演において楽友協会大ホールに出演しコンサートマスターの大任を果たした。

1982年、1989年の二回にわたり全国コンクールで賞を獲得し、奏者としての実力を示す一方、1987年には二胡の教材ビデオを編著、アジア各地で発行するなど後進の育成にも貢献している。同じく1987年世界第一部中国民族管弦楽音楽映画の収録に加わり、二胡独奏ならびに二胡模範演奏の全てを担当。

ソリストとしても独自の音楽理論と表現方法に高い評価を認められ国家より正式な海外公演の二胡奏者として、特に台湾やアジア周辺の民族音楽に親しい国々の公演にも多く参加している。

2001年に再来日以来、日本各地で演奏活動を行う。奈良薬師寺玄奘三蔵院にて奉納演奏。第一線で活躍するアジアの楽士たちの音楽祭「桜爛漫音楽祭」や、NPO日本二胡振興会設立記念コンサート

「二胡縁」に出演。2005年CDアルバム「ふるさと~二胡が唄う心の風景~」発売。以後、多数のCDをリリース。

日本の中国音楽愛好者らにより結成された蓮昇二胡楽団芸術総監督。

中国音楽家協会会員、中国音楽家二胡協会理事、中国民族管弦楽協会二胡学会常務理事、日本二胡振興会理事、日本中華文化芸術連合副会長を務める。