野村峰山

東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻非常勤講師

野村峰山

1957年三重県に生まれる。

父の手ほどきで尺八を学び、のち人間国宝?山本邦山に師事。都山流尺八准師範検定試験、師範検定試験ともに首席登第。

1975年、都山流創立70周年を記念.第1回都山流尺八本曲コンクール全国大会にて金賞受賞。NHK邦楽技能者育成会を卒業。以後尺八演奏家を目指す。尺八ソロリサイタルや(箏)野村祐子とともにジョイントリサイタル、尺八「1979」、峰山会「竹の響き」コンサートの開催、邦楽室内楽「新しい風」のメンバー。洋楽系では、小松長生指揮?セントラル愛知交響楽団とノヴェンバー?ステップス、ヴィバルディ「四季」を演奏。名古屋フィルハーモニー、原信夫とシャープ&フラッツ、山下洋輔氏、第10師団陸上自衛隊音楽隊、愛知県警察音楽隊などの共演。

海外演奏では、アメリカ建国200年記念、姉妹都市ロサンゼルスをはじめ、ポーランド、オーストラリア、中国、西ドイツ、台北、シンガポール、内蒙古-フフホト、2008年世界尺八フェスティバル(シドニー)にて招待演奏。

また、作曲、レコーディング、NHKTVドラマ演技指導や放送などで活躍。1999年4月、ビクター伝統文化財団より「邦楽演奏家BEST TAKE」シリーズとして「野村峰山作品集」を発刊以来「かえるのゴム靴」2枚組や「Hozan Quartett尺八七変化」CDを発刊、以後続編制作に取組中。